2008,12,20, Saturday

「ブラック・ダリア キラー」
血の花が咲く
1947年ハリウッド近郊で、女優志願だった女性が腰からふたつに切断され全裸死体で見つかった実在の事件ブラック・ダリア。
近年ブライアン・デ・パルマによって映画化されたことでも知られる、迷宮入り事件をモチーフに、独自の解釈を織り交ぜて描かれるサスペンス・スリラー。
監督を務めたのは、ドイツ出身で、俳優としても自身の映画に出演することがあるウーリー・ロメル。
映画のオーディンを受けにきた女性が惨殺される事件が発生。
それはかつて起こったブラック・ダリア事件を連想させる悲惨な事件だった。
捜査にあたった新人警官ケインは、生前のブラック・ダリア事件の被害者に会ったというプロデューサーの記事を発見。
早速会いにいくが…。
監督・製作総指揮・脚本:ウーリー・ロメル/原案:ジェフ・フレンツェン
出演:メリッサ・ダウリング、サットン・クリストファー、クリスチャン・ベーム、ジェド・ローウェン、ノラ・ローパー
2006年 / アメリカ
この監督さんは、この手の映画ばかり撮っているというのか、出演しているというのか……。
よく言って難解ですが、「愛の物語」ですね~。
ただし、かなり評価が悪い作品です。
後、グロテスクなものが苦手な人は観ない方がいいかもw ←この点でも評価が悪いw
自分はスプラッターにホラー漫画などが全盛期世代なので、平気でしたが。
スプラッター扱いしていますが、スプラッターってもっと意味もなく ぶしゃーぶしゃーべちゃべちゃ やっていませんでしたっけ??
映画の定義が変わったのかしら?
まぁ、初代「悪魔のいけにえ(テキサスチェーンソー)」を観て、なんか拍子抜けした人間が言うべきことではない気もしますが…。【汗
期待しすぎたのかも…しれませんが。いや、でも、、あの映画は定番のバカップルにいらいらする登場人物ばかりだったし…。
そういえばブギーマン? 「ハロウィン」もあらまぁ…って感じだったしw
あと、冷静に観察してしまう気がある(えー? 殺された人間の肉ってあんなにふにょふにょしてんのか!??? 筋肉が恐縮とかしているのでは…とかw)ので、余計に平気なのかも。もちろん、生ものではないですし。
この映画は殺されるシーンでは女優さんの顔と実行犯の顔しか映っていません。あと血しぶき!
各女優さんたち(4人)の延々と続く、苦痛の演技の見所? ←意味もなく長いw
で、映画が進んでくるとそれプラス解体作業がちらほら出てくるんですが…。
インサイドに切り開き~内臓がごろごろー、とかはないので、その点はご安心を。
まぁ、意味もなく叫びシーンを引っ張るので、その点でもだらだら~といった印象は受けるんだと思います。
実際、観ていて……最後まで観て消化しないと、繰り返される悲鳴と拍子抜け踊りにさすがのわたくしもイライラしてきましたものw
この映画を観て、どこが愛の物語やねん! 悪趣味すぎる!!
なんて言わないでください 【笑
いえ、これが本当に「愛の物語」なんですよー。
繰り返しますが、繰り返される同じような映像に辟易してくるかもしれませんが、観るからにはちゃんと観てくださ~い。
微妙に映像が変わっています、本当にビミョウですが。
私個人としては、繰り返される殺人現場で踊り狂う(?)犯人たちの背後に流れる、古きよき時代の音楽(レッツ・ダンス・ユア~~♪)になんか腹が立ってきましたがw
いやぁー、だってなんか間抜けなんだもの……間抜けというよりも拍子抜け?
新人刑事が単独捜査活動することによって、物語は急展開していきます。
急展開しすぎて、「えー…(´゚д゚`)」って感じでしたが。
たぶん…この作品は、映像展開の見方を知らなかったらぜんぜん話しが判らないと思います。
※以下ネタばれ※
ブラック・ダリアという女優が47年にバラバラ死体で発見されるという事件が起こる。
それと同じ手口の事件が多発するんですね、60年後に。
で、調べていくうちに先輩刑事が言っていたこの事件と酷似しているという60年前にあったというバラバラ殺人ブラック・ダリア事件で、最後にブラックダリアと会ったプロデューサー・オマーンに会いに行くんですよ、新人君が単独で。
で、ビデオ屋の店員で、
「ブラック・ダリアに興味があって会いに来た」と言う。
で、数回会うんですよ。
その間にも事件が次々起こっている。
警察はオマーンはもう爺だから、こんな殺人を起こせるはずがないから、この連続殺人事件とは関係がないだろうという方向。
女刑事さんは、オマーンのことが頭から離れないから
爺に会いに行け
って話しになるんですよ。
新人君がすでに会ったって言ったら、もう一回会いに行けって(酔っ払い(これ重要w))相棒が。
で、会いに行っているんですな。
自身も知らずにブラック・ダリアにとりつかれているんだけれども。
寝ても起きても、頭の中ではブラック・ダリアのことばかり。
この新人君はやはり現代っ子なので、自身の足を使って捜査というよりもネットを使って捜査。
で、ネットで調べるうちに
ブラック・ダリアにそっくりな女優をオーディションで募集!
という記事を見つけるのです。
ダウンタウンの倉庫が会場という情報だけなので、それらしき物件を単独で探しているうちにたどり着きます。
相棒である先輩刑事は、連日起こるうら若き乙女のバラバラ殺人に酒におぼれる日々。役に立ちません。
その頃現場ではブラック・ダリア瓜二つの女性を見つけたことに、歓喜する殺人の主導主犯(オマーンの女孫)。
「見つけたわ!」
オマーンを呼び出すと。
ブラック・ダリアが着ていたドレスにその女優を着替えさせているところに、新人君が。
で、とっつかまって、まだ刑事だとばれていないから、
「この映画に興味があるから映画に出たいから出演させてくれ、友達だろう?」
って交渉をするんですよ。
で、「映画に出たいのか?」
「何でもするよ」そのときにこっそり先輩にポケベルで緊急呼び出しをかけている。
で、台に縛り付けられ(共犯者は巨大男ふたり)、
なぜ、こんなことをしたのかって言う話しになり、
「オマーンが最後にブラック・ダリアに会いたがっていたかったからよ」
で、サバイバルナイフのでかいやつで腹をぐさぐさぐさ~~~
そのときに先輩到着ー!
順次応援の刑事も到着!
最後の言葉は、女孫の
「愛のためにしたことよ」
なんですが、
過去の映像がちらちらフラッシュバックするんですな。
ここのあたりが映像の見方を知らないと、話がまったくわからないと思います。
新人君が、目玉くりぬかれたことにも意味があったんですよ。
ブラック・ダリアを殺してバラバラにしたのがオマーンなんですが(これは、映画中に明確に説明はなし)、
だからこそ、
「すべては愛のために」
なんですよ。
ブラック・ダリアには当時好きな男がいて、それが盲目の男性で、しかも新人君にそっくりだったと…。
↑
これが白黒映像で、ぱぱぱっとラストに流れるんですよ。
白い杖を持った男性が遠くから歩いてくる。
二人は抱き合う。
男性は黒いサングラスをしている(そのことから、男性が盲目だと判る)。
うっとりと腕に包まれるブラック・ダリア
モノクロからカラーへ、過去から現代に入れ替わるふたり
その後、現代で、新人君の首に手を当てて顔をそらす先輩デカのシーンでエンドロールに突入。
だから、現在のことなのか過去のことなのか、物語の見方を知らないと判らんかとww
残虐シーンと単調に繰り返される過去映像
そして、その変化をちゃんと見ていないとわからないと思います。
劇中で説明されていることすら、ブログとかの映画館層とか読むと判っていない人が増えているから、
こういう説明のない映画はグロテスクなシーンだけに目が行ってしまい、話がまったく理解できないと思うのでした。
嫉妬した、公私混同したプロデューサーに殺されたブラック・ダリア。
それが現代にも繰り返されて、
今度はブラック・ダリアは殺されることなく、
恋人が殺されたと。
悪魔が悪事を繰り返し、その後天使が光臨する
っていう聖書の一説が映画の最初に読まれているんですが(墓の映像とともにその天使像の映像もちらちら映画中に挟まれる)、
まぁ、深読みすると、
自分が助かろうとすると相手が死に、
相手が死ぬと自分が助かる。
永遠にふたりは一緒になれない。
「すべては愛のために」
ですな~~。
あっ、後、あの意味のよく判らない軍隊の洗脳訓練みたいなのは、しょっぱなに出るジュネーブ協定の説明にかかってきます。
続き▽
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